12月4日(水)、4歳児きりん組の保育参観を行いました。今年度も、3歳児ぱんだ組と同日に行ったので、自分達の出番がくるまではドキドキしながら隣の部屋で待機していました。緊張しつつも「たのしみ~♪」と話していた子ども達でした。劇のお話は、『ねずみのよめいり』。ねずみの親子が、娘の結婚相手を探すお話を元気いっぱい歌を歌いながら演じてくれました。


昔々、あるところにねずみの親子が住んでいました。その娘のちゅうこに、「ちゅうこさんを およめさんにください」とねずみのちゅうたがお願いしました。しかし、ちゅうこに「世界で一番、強い人がいいな」と言われてしまいます。ちゅうこのお父さんとお母さんは”世界で一番強い人”を探しに出掛けました。


まず初めにおひさまの所へ行き、「ちゅうこを、およめさんにしてください」とお願いしますが、「どんなに光っても、雲に隠されてしまうから」自分よりも雲さんが強いと言われてしまいます。


雲さんに同じようにお願いしますが、「雲を吹き飛ばす 風さん」が自分よりも強いと言われてしまい、風さんの所へ向かいます。しかし、そこでも「どんなに風が吹いても びくともしない壁さん」が強いと言われます。


壁さんに「ちゅうこを およめさんにしてください」とお願いすると、やはり「世界で一番強いのは、私ではありません」と言われてしまいます。では一体、誰が一番強いのでしょうか? すると、「ガリガリガリ」と壁をかじる音が聞こえ出てきたのは、ねずみのちゅうたでした。「いたたたた…」と逃げていった壁さん。「世界で一番強いのは、ねずみさんだったのね」と、ちゅうたとちゅうこは結婚し、幸せに暮らしましたとさ。


劇の後は、合奏『山の音楽家』、手話『小さな世界』、続いて歌『きみイロ』を発表しました。


保育参観に向けて、たくさん練習してきたきりん組のみんな。セリフや歌をしっかり覚え、緊張しながらも自信をもって発表してくれました。みんなのとっても素敵な姿に保護者の方からも、たくさんの拍手を頂き嬉しそうでした。保護者の皆様も、お忙しい中、見に来てくださりありがとうございました。


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