11月26日(水)、5歳児ぞう組の保育参観を行いました。劇のお話は、日本の昔話「かさじぞう」。じいさまが5体のお地蔵さまに思いやりの心を込めた贈り物をするという物語をみんなで演じました。


昔々、あるところに、まずしいけれど心の優しいじいさまとばあさまが住んでいました。ある年の大晦日のこと、じいさまの家には、お米もお金もありませんでした。困ったじいさまは、自分で作った笠を売りに町へ出掛けましたが、一つも売れませんでした。帰ることにしたじいさまが雪の中を歩いていると・・・5体のお地蔵さまを見つけました。






真っ白に雪を被っているお地蔵さまをみて「おじぞうさまも さむかろう」とじいさまが売るはずだった笠を被せてあげました。ところが、笠が一つ足りません。そこでじいさまは、「わたしのふるいかさで がまんしておくんなさい」と、自分の被っていた笠を被せてあげました。




その夜、「よいやさの、よいやさ」「じいさまのいえはどこじゃ」と、お地蔵さまが!なんと「たべてくださいな」と、お礼のお米や野菜、魚を運んできてくれました。「これでおしょうがつがむかえられる」と、じいさまとばあさまは大喜び!こうして、じいさまとばあさまは、お地蔵さまの贈り物でお腹いっぱい、楽しいお正月を過ごしましたとさ。






劇の後は、合奏と歌「にんげんていいな」、ファッションショーを発表しました。










始まる前は「たのしみ!だけどきんちょうするなー」と話していた子ども達。お休みの子もいて全員で行うことはできませんでしたが、楽しみながら発表してくれました。最後までがんばりましたね!保護者の皆様、お忙しい中、見に来てくださりありがとうございました。


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